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進化する街、蔵前の新星!!パティスリー フォブスのゴーフル

更新日:2017年01月12日(木)   
  

取材・文:スイーツそのべ

更新日:2017年01月12日 7:00

進化する街、蔵前の新星!!パティスリー フォブスのゴーフル

浅草から伸びる下町風情を残しながらも東京スカイツリーの誕生と共に若者の集うスポットとして、発展の一途にある蔵前。

 

モノづくりの街として近隣の浅草橋周辺同様に一歩路地に入れば小さな町工場であったり、そこで生産された製品をしまう倉庫であったり、或いはそこから荷物を運ぶ為の大きなトラックが横付けされていたり、これから新しく作られるものと、生活を支える為に代々作られてきたもの、新旧の文化が入り混じる、マニアックかつ興味深いエリアとして注目を浴びています。

 

その蔵前の中心を走る国際通り沿い、

2016年10月にパティスリー フォブスがオープンしました。

 

フランスの地方菓子『ゴーフル』

パティスリー フォブスの商品ラインナップの中で一際注目を浴びているのが、『ゴーフル』というお菓子。

 

フランスのリール地方の伝統菓子であり、オーナーシェフ、安井義則さんがフランス修行時に衝撃を受けたもの。

日本ではまだあまり陽の目を見ていないお菓子、本場フランスでもコチラを置いているパティスリーは現代ではそう多くありません。

 

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薄く焼かれた楕円形の柔らかい生地に挟まれているのは、黒い粒子の多さからもわかる通り、たっぷりと使われたバニラのクリーム。

このクリームはバタークリームがベースとなっており、口に含んでから体温に包まれた瞬間に蕩けて体内に浸透していきます。

 

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そうした一途の中で口の中に残るジャリジャリとした食感。

クリームの中に埋もれていた砂糖がそのアクセントを生み出しているのです。

初めての感覚でした。初めてのお菓子との出会いでした。

 

ゴーフル、

そう聞いて、なんだ日本でもたくさん売られているじゃないかと思った人も多いと思います。

恐らくそうした人々が思い描くのは、風月堂のゴーフル、或いはゴーフレット。

薄く焼かれたパリンとした煎餅のような生地の間にクリームが挟まれたもの。

 

実は私も風月堂のゴーフルを想像したうちの一人であり、であるが故に、想像とは全く異なったこの感覚に一層の驚きを抱えてしまいました。

 

隣り合うパティスリー

さて、こちらのパティスリー フォブス、

スイーツ業界を驚かせたのは商品だけではありません。

 

それは立地。

なんと隣には2013年にオープンしたクレール ドゥ リュンヌ。

2軒のパティスリーが並んでいるという異常事態です。

 

ラーメン店やコンビニが並んでいるという光景は今では頻繁見られるようになりましたが、この隣立は前代未聞。

依然として盛り上がりを魅せるスイーツ業界も遂にここまで来たかと思わざるを得ません。

 

とは言え、ここはお互いを高めあって素晴らしいパティスリーとして共闘していただければ、私達スイーツを愛する者としては何ら問題ではありません。

 

蔵前と云えばビーントゥバー専門店のダンデライオンチョコレートファクトリーやオシャレなカフェもここ数年でたくさん誕生しています。

浅草まで足を伸ばせば老舗の甘味処や喫茶店もありますし、これからも注目していきたいスポットです。

 

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パティスリー フォブスのお店情報(詳細)

店名パティスリー フォブス
住所東京都台東区寿3-8-4
営業時間10:00~19:30
定休日月曜日
ホームページhttps://www.facebook.com/PatisserieFOBS/

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