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東京芸術祭2018今秋 開催ラインアップを発表。宮城 聰総合ディレクターと「プランニングチーム」体制が始動。国内外、多様な2018年度ラインアップを発表

更新日:2018年06月01日(金)   
  

取材・文:MuuM編集部

更新日:2018年06月1日 7:00

東京芸術祭組織委員会(委員長:福地 茂雄)は、2018年9月1日(土)から12月9日(日)の100日間、豊島区 池袋エリアを中心に東京芸術祭を開催いたします。

2016年より始動した東京芸術祭は2018年で3年目を迎え、今年から総合ディレクター・宮城 聰(演出家/SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)と「プランニングチーム」メンバーによる協働体制の1年目が始動します。総合ディレクターによる直轄事業の実施など、より充実したプログラムを、展開して参ります。

 

総合ディレクター・宮城 聰 コメント

社会が、「自分たちが既得権層によって割を食っている」と不遇感を持っている多数と、その多数から見た既得権層の2つに分断されてしまった時、その社会は忌まわしい悲劇に呑み込まれる。これが我々が歴史から学んだことです。しかし今また人類がこの愚行を繰り返そうとしているとき、舞台芸術人として、微力ながらこの分断を縫合することを東京芸術祭を通じてできないだろうかと考えました。

 

いま東京で劇場に通うことが趣味という人は、劇場に行かない多数の人から見れば、余裕のある、恵まれた人と映っていることでしょう。そしてその状況に気づかず作品をつくっている舞台人もまた、「既得権層」の側に属しているとみなされているわけです。この危機に対して、まず第一に、劇場を『開く』アクションをこの東京芸術祭を通じて起こしていきたいと思っています。そのシンボリックな事業として池袋西口公園での野外公演を行い、安価でハイクオリティな作品に触れてもらえる機会を創ります。

 

その一方、『極める』として、世界の最高峰や最先端が東京に集まってくる、と実感してもらえる作品の上演も充実させていきます。

 

3つ目ですが、2020年に向けて東京一極集中がいっそう加速するという恐れを日本中が感じています。それに対して、東京だけではなく日本全体が活性化する契機とすべく、東京と地域が『つながる』プログラムを行っていきます。

 

この『開く』『極める』『つながる』の3つの柱でこれからの東京芸術祭を進める所存です。

東京芸術祭とは

東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指した、都市型総合芸術祭です。東京の芸術文化の魅力を分かり易く見せると同時に東京における芸術文化の創造力を高めることを目指しています。中長期的には社会課題の解決や人づくり、都市づくり、そしてグローバル化への対応を視野にいれて取り組んでいきます。

東京芸術祭2018(英称:Tokyo Festival 2018)のイベント情報(詳細)

イベント名東京芸術祭2018(英称:Tokyo Festival 2018)
会場東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、南池袋公園ほか
開催日時2018年9月1日(土)~2018年12月9日(日)計100日間
ホームページhttp://tokyo-festival.jp
詳細参加事業:フェスティバル/トーキョー18、芸劇オータムセレクション、としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム、APAF-アジア舞台芸術人材育成部門

主催
東京芸術祭組織委員会
【アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会】

提供:@Press

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